きもちのはなし

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WILD WIND GIRL 最新話を読んだ夏樹Pの話

秋田書店月刊少年チャンピオンで連載中「WILD WIND GIRL」STAGE6:水着パラダイス2016 の感想記事です。
向井拓海ちゃんが主役のコミカライズ作品で、コミックス1巻が絶賛発売中でございます。

単行本で追うつもりでいたので、途中の話は未読です。
しかし「木村夏樹Pは今回絶対読んでください!」と言われたので買いに行きました。
ちょっと立ち読みして 死ぬかと思いました

つ…追記から…感想です…(※ネタバレ全開です)

今日は神戸の感想書こうとおもってたのに…………

 

kimochinohanashi.hateblo.jp

追記:他のアイドルについても喋りました。でも最終的にはまた夏樹の話をしてます…

 

 

 

「WILD WIND GIRL」は拓海主役の全く新しいコミカライズとして、発表当時からかなり期待を寄せていました。
2015年のシンデレラはアニメがメイン。きっちり作り込まれたそのストーリーに、多くのPさんが浸かっていた時期です。
そんな2015年の締めくくりに発表されたのが「月チャンで拓海のコミカライズ」!!!
うわ〜〜〜そんなん絶対面白いじゃん〜〜〜!アニメじゃない別の世界線のデレマスだ〜〜〜!ヤッタ〜〜〜〜!!!

こんなかんじで大歓迎。もう楽しみでしょうがなかった!!!

で、私、木村夏樹ちゃんの担当Pをしておりまして。
向井拓海主役のコミカライズ発表きた瞬間から、「絶対なつきちは出る!」って信じて待ってました。
だって長い付き合いの友人だしバイク仲間だしリーゼントだしボイスついてるし…出ない理由がないでしょ…!?
なので、「なつきちが出たら本誌買おうかな〜」なんて気軽に構えていました。
そして時は来た。ので読んだのですが

とにかく…びっくりしました…
これまで公式で描かれてきた拓海と夏樹は、里奈も含めて「バイク仲間で友人」でしたから。
先輩後輩もなく、同じラインで楽しく競い合うアイドル仲間。
だからWWGもてっきりそうなると思ったんです。
話が進んだら、Pの紹介とか、お仕事一緒になったとかで顔を合わせて、ゆくゆくは仲間入りするんだろうな〜って。
(早苗さんが思い描いていたポジションに近いです。パーティの3人目というか)

そ、それが、
サマーライブの大トリとして…ソロで登場………???
見開きバーン!って登場してライブシーンに9Pも使われる…………????
そんな夏樹のライブを見た拓海が、アイドルとしてステージに立つ自分の夢を見る……………!????
………………………………????????

何がヤバイって、今回話の流れは海の家でアイドルが接客する水着回なんですけど、
そこで拓海と一緒に働く別事務所のアイドルが、卯月・周子・愛梨の歴代シンデレラガール!
彼女たちからもアイドルの魅力を学ぶ拓海ですが、彼女が強く心揺さぶられたのは、その後見た夏樹のライブでした。
拓海は初日にも先輩達のライブに心惹かれ、その高揚が忘れられずアイドルの道を突き進もうと決めています。
彼女の魂は、バラエティ系の仕事よりもアツいステージを求めているのでしょう。
(途中の話を読めていないので的外れな発言をしていたらすみません)

…とはいえ、こ、こんなでかい扱いしてもらって大丈夫……!?
しかもよく見たら夏樹の前に歌ってるの文香ですよなにこれやべーよ
あと途中で楓さんとか蘭子とかも映ってる そんな話のシメが木村夏樹のライブです
えっ…!?


夏樹が心を動かしたアイドルと言えば、相棒の多田李衣菜
ゲームでは(恐らく同期として)互いに影響を与え、高め合い、彼女たちはロックアイドルとして成長しています。
アニメでは「先輩・木村夏樹」として登場し、新人の李衣菜にその背中で道を示しました。
今回のWWGもアニメのケースに近いと思われます。既に結構売れてそうな描写なので。

「主人公が目指すアイドルの姿」として、木村夏樹はWWGに華々しく登場した。
しかしアニメ李衣菜とは違い、WWGは拓海ただ一人が物語の主人公です。
確かにこの物語が向井拓海の成長を描くのであれば、目標となる人物は必要になる。
改めて考えると、他にそれっぽいアイドルも思い当たりません。拓海の路線はシンデレラでもオンリーワンですからね。
夏樹も少し路線が違うので、そのまま目指すというよりは「きっかけのアイドル」になるのでしょう。
話が進むにつれ、これまでのような「対等な友人、仲間」になっていくと思います。
それでも、これは、すごい大役をもらってしまいました…。


向井拓海木村夏樹のどちらが人気かというと、総選挙の結果だけを参考にしても拓海の圧勝です。だからこそコミカライズの主役の座も射止めた。異論は全くありませんでした。
そんな意識が強かったからか、「向井拓海木村夏樹に憧れる」図を思い描いた事がなかったんです。

木村夏樹は、個性的な見た目とカッコイイ魂を持つパッション属性のアイドル。
一部のPからはアツい支持を受けても総選挙では結果を残しにくい、「王道」からかけ離れたアイドル。
私たちのシンデレラだけど、トップなんて夢のまた夢だった。

そんな彼女はある日、アニメ化により「声」と「曲」を授かります。
それによって多くの「出番」も授かりました。
ソロ曲、上位SRにガチャSR、安野さんライブ参戦、デレステにコミュやSSRの実装、新ユニット…。
新しい舞台に飛び出した夏樹の姿を、たくさんの人が見てくれました。
神戸公演でシークレットゲストとして安野さんが登場すると、会場は盛り上がり、炎陣はトレンド入りをし、ライブレポではタイトルにこの事が使われました。
翌日のシクレ枠はなんとNGの二人。そこに並ぶまでになったんです。
(夏樹が揃えば炎陣が完成という出演状況だったので、その盛り上がりである事は承知していますが)


WWGの連載がもっと前だったら、「夏樹の姿に憧れる拓海」の物語は説得力に欠けた事でしょう。
でも今なら、Pの多くがこれまでのパフォーマンスを思い出して、納得してくれるかもしれない。
シンデレラの事を全く知らない月チャンの読者さんは、今回の夏樹を見て「スゴイ奴だ」と感じてくれるのかな。
夏樹の魅力がこれでまた更に伝わったら、担当Pはとても嬉しいです。


迫先生並びにバンナムの皆様、素晴らしい漫画を描いてくださり、本当にありがとうございます…。
まさか担当アイドルが月チャンで見開きで超カッコよく登場する日が来るとは思ってもいませんでした。しかもシンデレラのほうで。
びっくりした……神戸の二日後にもまたこんな驚かされるなんて……。
もうとにかくかっこよくて美しくて最高に魅力的だったので読んでください…。
木村夏樹………ずるい女…………。

 

 

 

月刊少年チャンピオン 2016年 10 月号 [雑誌]
 

 

来月からも毎号買います 掲載されてる漫画全部読んでアンケも出します 感謝でいっぱい